2020年6月26日金曜日

夏の日①

娘のA子がJS5のころだったと思う。

子どもたちが夏休みで、私も会社が休みの日。妻は美容院に出かけ、私、娘、息子の三人で留守番してた。

昼メシを食べた後、私はリビングのソファーに横になり、子どもたちと一緒にテレビを観てた。観てたといっても、面白いテレビはやってなかったので、点けていただけ、みたいな感じ。

息子のほうは、途中で床に寝転がって昼寝しだした。

さっきまでは弟という遊び相手がいた娘だが、弟が寝てしまったので、私のところにやってきた。

私はソファーに横になり、一人でソファーを占領するようなかたちになっていたので、娘は私にまたがるようなかたちになった。

この日の娘の服装は涼しげなブルーのチェックのワンピース。

私はTシャツにハーフパンツという格好。

娘は、仰向けに寝転がっている私の股間のあたりにまたがったものだから、ちょうど騎乗位のような体勢になる。

A子「ねー、お父さん、あそぼー(^^)」
私「いいよー。何して遊ぶ~?」

私は娘のワンピースの中に手を入れて、スベスベの娘の太ももを撫でながら答える。娘はワンピースの中には、パンツしか履いてない。

A子「えー?何でもいいよー(^^)」
私「そっかあ。じゃあ…」

私は太ももから、ワンピースの中をまさぐり、上のほうに手をすべらせて、娘のワキ腹に手を添えた。

無駄な肉がまったくついてなく、かたい感じさえする。手のひらに吸い付くような感触。

私「コーチョ、コチョ、コチョ、コチョ~!」

A子「いや~!あ~!キャハハハハハ(*≧∀≦*)」

娘は身をよじって逃げる。

パッと止める。

A子「ハァ~(><;)」

一息つくのも束の間

私「また、コーチョ、コチョ、コチョ、コチョ~!」

A子「ぎゃ~!あぁ~!ウキャハハハハハ(*≧∀≦*)」

パッと止める。

A子「ハァ~(><;)」

娘はコテンと倒れこみ、私の胸に頭を乗せてきた。ハァハァと息を弾ませている。

私は、娘のワキ腹に置いていた手を、娘の背中に回し、娘の背中をさすってあげた。息が整うのを助けるように。

A子「ふぅ(>o<;)」

息がだんだん落ち着いてきたようだ。

娘を抱っこしてるような、抱き合っているような格好でしばらく二人はじっとしてた。

A子「抱っこ久しぶり」
私「だね」

しばらくの間、沈黙が続いた。

A子「…好き」

え?

私「何?」

A子「何でもない!」

娘は私の胸に顔を伏せたままなので、表情は分からない。

でも、今、確かに好きと言ったような…。

子どもが親に向ける、いわゆるそういう好きで、深い意味は無いだろうと思ったが、

私の胸はドキドキ高鳴っていた。やばい、この体勢だと、ドキドキが娘にバレるかもしれん。

が、下手に動けず、そのままじっとしていた。




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