自分と同年代の父親たちより、カッコよければいい。
もちろん、お察しのとおり、この「カッコいい」は世間一般で言うところの「イケメン」では無いということは自明である。
娘がいる男は、だいたいオッサンだ。一部例外もあるが、やはりそれは例外だろう。私も含め、娘がいる男性は、オッサンだ。異論は認めない。
で、だいたいオッサンは、オッサンたる共通項がある。最大公約数的な特徴がある。
それは
『太っている』だ。
はっきり言わせてもらうが、体型はその人の精神面を表している。
太っている人は、最初からそうだったのではなく、習慣から、その結果になっているだけなのである。
食べるだけ食べて、動かず、怠惰な生活の証が、その脂肪なのである。
逆に、自分を律し、自分に課し、常に何かに取り組み、それを継続している人は、その精神面が肉体に表面化してくる。
断じて言うが、精神と肉体はつながっている。肉体は、その人の精神面が具現化しただけのものなのだ。
巷に何百何千というダイエット法があるにも関わらず、あるダイエット法が万人に通用しないのは、この理由のためだと私は確信している。
どんなダイエット法でも効果があり、ただし、その人の精神面に影響を与えるものでなければ、どんなに金を積んでも、ダイエットは成功しない。逆に、金を使わなくても、精神面さえ変われば、その表現である体型も変わる。
要は、その人の精神面を変えるために「合う」方法なのかどうかだけであって、
ここにまた、偉大な真理のひとつである「イワシの頭も信心から」という言葉が光を帯びる。
前置きが長くなってしまったが、オッサンはだいたい太っている。太ってないオッサンというだけで、一味も二味も違う。
娘の授業参観に行ったとき、何人かのお父さんとすれ違ったが、
ほとんどがデブだ。はっきり言って。
私のように、筋トレして維持しているお父さんは、数えるほどしかいない。だからこそ、目立つ。若々しく見える。
娘も、たくさんいるお父さんの中で、「私のお父さん」という目で父親を見るわけだ。シュッとして、ピリッと締まっているお父さんのほうがいいだろう。
娘はそれを他の子に自慢するような子ではないが、内心、私のことを誇らしく思っていてくれたらいい。
私はまだハゲてないが(2020年6月時点)、ハゲてても、体型を維持できていればカッコいいと思う。
基礎代謝が年々落ちていくなか、体型を維持するということは、不断の努力が必要なわけであり、それができる男は、数が少ない。(※オッサンはデブばっかという社会的認識がそれを表している)
私は、筋トレを毎日欠かさず続けているが、正直、私ほど不断の努力をしている人は少ないと思う。
それもこれもすべて、娘に「やっぱり、お父さんかっこいい」「やっぱり、お父さんが好き」「やっぱり、お父さんが一番」と思ってもらいたいがゆえ。
煩悩といえば煩悩だが、大事な一人娘から、いつまでも好きと言ってもらえるなら、不断の努力も楽しいものなのである。
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