2020年6月20日土曜日

娘に選ばれるために

娘から「やっぱりお父さんが好き」「やっぱりお父さんが一番」と言ってもらうために、努力は惜しまない。

その努力の中で、妻を大事にする、ということは最重要点だと考えている。なぜか。

なぜなら、子どもにとっての母親という存在は、父親がそう思っているよりもはるかに大きく、その影響力は計り知れない。子どもにとって母親の言葉は、白いカラスを見て母親が「黒い」と言えば、子どもたちにとってそれは「黒いカラス」になってしまうくらいのもので、絶対的なもののようなのである。

だからこそ、私は妻を大事にする。妻が私に寄せる信頼はそのまま、子どもが私に向ける信頼になるからである。

一日のその大半を、子どもは母親と過ごす。夫は、仕事に行っている。その間、母親が子どもに話す父親のことは、子どもたちにとって真理になるのである。

だから、母親がお父さんの悪口を言い続ければ、当然、子どもたちもお父さんのことを、そういう風に見る。

お母さんが、お父さんのことを、大切、重要、信頼に値する人、かけがえのない人、と伝えれば、子どもたちはそれを信ずるわけである。

だから、私は、妻を大事にする。休日は、食事の用意をし、部屋の掃除をし、トイレの掃除をし、風呂の掃除をするのである。

妻が「やっぱりお父さんがいてくれると助かるわね」という雰囲気を醸し出しているからこそ、子どもたちも、安心して私のところに来てくれるわけである。


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